エリザベートルドルフ役酷評の内容は?キスや死ぬシーンと歌について調べてみました。
ミュージカル「エリザベート」、皇太子ルドルフを検索すると何故か”酷評”というワードがついてきます。
「エリザベート」東宝版は2000年から始まって今年で12回目、足掛け22年に及ぶ大人気の作品です。
ルドルフ皇太子はヒロインの皇后エリザベートの息子であり、この役は初演以来若手ミュージカル俳優の登竜門として良く知られています。
「日本で一番チケットが取れない!」と話題の作品で、毎回公演が決まると日本で最高峰のキャストさんがオーディションで集められるのに、「酷評」というワードが何故?!___と思って調べてみました。
エリザベート、ルドルフ皇太子の「酷評」って?
『エリザベート』『ルドルフ』と検索してみると、驚くことに『酷評』というワードが上がってきます。
酷評の真相についてインターネットやSNSを調査したものの、酷評というワードは確認できても実際にそういった批判を書いた内容は見つかりませんでした。
正直、ファンの間からそんな言葉が出てくること自体が信じられません。
なぜなら、ミュージカル「エリザベート」のキャストさんは毎回公演の度に厳しいオーディションで選び抜かれた、歌もダンスも容姿も日本のトップオブトップのキャストさんばかりで、ことに皇太子ルドルフは身長も美貌も文句なしの若手俳優が選ばれるからです。
そして、「エリザベート」は全公演が超プラチナチケットですから、ファンはそれぞれに「絶対観たい!」と希望する日の公演のチケットにしか申し込まず、それも「当たったら奇跡!」というほどの競争率なのです。
気に入らないキャストさんの演じるルドルフを観ることは、まずありえません。
なので、この『酷評』は事実無根であり、ファンの人が気にする必要は一切ないものだと断言します。
ルドルフ皇太子は若手ミュージカル俳優の憧れ
ミュージカル「エリザベート」におけるルドルフ皇太子役は、2000年にこの役でデビューした、当時 東京藝術大学の学生だった井上芳雄さん以来、若手実力派のミュージカル俳優の登竜門と言われています。
このルドルフ役をオーディションで勝ち取った役者さんたちは22年間で13名。
いずれもその後素晴らしいキャリアを重ね、現在の日本のミュージカル界を支える人材に成長されています。
その中でも井上芳雄さん、古川雄太さんは”黄泉の帝王トート閣下”として、田代万里生さんは”オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ(エリザベートの夫)”として再度参加されており、ファンを喜ばせてくれています。
現在出演中のルドルフ、甲斐翔真さん、立石俊樹さん、2019年まで出演していた京本大我さんもいずれそんな形で「エリザベート」の世界に戻ってきてくれると嬉しいですね!
ルドルフ皇太子のキスシーンとその死とは?
実在のルドルフ皇太子は30歳の時に妻子を残して若い男爵令嬢と心中しました。
その時のことがマイヤーリンク事件と呼ばれています。(参考:Wikipedia)
ミュージカルではその辺りがシンプルに描かれていて、革命に賛同して失敗したルドルフが絶望し、黄泉の帝王トート(死神)に魅入られてしまい、キスを交わして自ら命を絶ってしまう、という流れになっています。
このシーンがファンの間では通称”マイヤーリンク”と呼ばれています。
激しいダンスの後の幻想的なキスはファンにとってはたまらない名シーンになっています。
まるで魂を吸い取られたような、美しいキス。
“闇広”とは『闇が広がる』という有名な曲です。
こちらの動画では井上芳雄さんがトート、京本大我さんがルドルフとして歌っており、作中の二人の関係性が良くわかる動画になっています。
古い動画で、今の演出・振付とは違いますが、マイヤーリンクのシーンが残っていました。
基本的な曲と流れは今も変わっていません。
エリザベートルドルフ役酷評の内容は?キスや死ぬシーンと歌について まとめ
・ミュージカル「エリザベート」「ルドルフ皇太子」に対する「酷評」は事実無根。
・ルドルフ皇太子役は若手ミュージカル俳優の登竜門。
・「闇が広がる」という曲でルドルフ皇太子と黄泉の帝王トートがデュエットし、キスした直後にルドルフが命を絶つ”マイヤーリンク”のシーンは作中のクライマックスの一つです。
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