一橋桐子の犯罪日記原作との違いは?結末や岩ちゃんの正体は?
ついにドラマ「一橋桐子の犯罪日記」が最終回(第五話)を迎えましたが、原作との結末の違いに驚きました。
一橋桐子の犯罪日記原作との違いは?結末や岩ちゃんの正体は?___について詳しくご紹介していきます。
一橋桐子の犯罪日記原作との違いは?
一橋桐子の犯罪日記原作とは実は結末がだいぶ異なります。
一橋桐子の犯罪日記原作とドラマの結末の大きな違いは3つ。
- 久遠(岩田剛典)の正体
- 雪菜(長澤樹)の設定とこれから
- 桐子(松坂慶子)がムショ活を終えて住む場所と仕事
それぞれ詳しくご紹介しますね。
久遠の正体
原作の久遠は、桐子が清掃のお仕事で出入りしていた雑居ビルで働いていました。
桐子に対しても細やかな気遣いを見せる優し気な青年で、その時の桐子にはブラックな会社で働いているように見えていましたが…彼は本当はそのビルのオーナー兼社長だったのです。
そして警察沙汰を起こして失業した桐子を自分で好待遇で雇用して生活が成り立つようにしてくれました。
対してドラマ版の久遠は見た目も口調もワイルド系。
彼は桐子のパチンコ屋清掃の仕事の上司で”前科者”の噂がありました。
そしてそれは噂ではなく、彼は服役の経験者で、それがもとで妻子と離別し、今では面会日にしか幼い娘と会えない生活をしています。
また、副業で古着のフリーマーケットもやっていて、よくその場で桐子の”ムショカツ”の相談にものっていました。
彼は以前、弁護士を目指すほど優秀な青年だったのですが、”地面師”の詐欺事件に巻き込まれ、加担させられて逮捕されていたのでした。
ドラマ終盤でもそんな彼の過去を知る怪しげな男たちに付きまとわれるのですが、桐子が体を張って撃退するシーンがありました。
そんな桐子に対して、久遠は雪菜とともに最大の理解者になっていました。
雪菜の設定とこれから
ドラマ版の雪菜は、桐子が初めて犯した”犯罪”、万引きを見て現行犯で捕まえたスーパーのアルバイトでした。
その風貌は茶髪ガングロで、一見ギャルなのかと思われましたが、彼女は真摯な思いでサーフィンに打ち込んでいる女子高生だったのです。
肌と髪の色は日焼けによるものでした。
雪菜は母親を幼い頃に亡くし、刑事の父親とは意思の疎通がなかなかできておらず、自分の進路を巡って対立して「ハワイでサーフィンの修行をしたい」という気持ちを貫くために、桐子にムショカツとして自分の”誘拐”を持ちかけました。
対して原作では、万引きでは刑務所に入ることはできないとスーパーのおばちゃん万引きGメンに言われてしまった桐子が、次なる手段として偽札を作ろうと訪れたコンビニでその現場を見て諭したコンビニ店員として登場します。
両親は健在ですが、それぞれが不倫をしていて、雪菜は放置されている子供だったのです。
そんな両親に意趣返しをしたいという気持ちから、雪菜は桐子に誘拐を持ち掛けたのです。
そのどちらもで桐子の年の離れた”親友”として存在し続けていた雪菜でしたが、ドラマ版では最終的に父親の理解を得て自分がやりたいことに近づいた描写もあり、原作よりちょっとだけハッピーなラストになったのでは?と思います。
桐子がムショ活を終えて住む場所と仕事
原作では、雪菜の誘拐未遂事件で警察沙汰になった桐子は清掃の仕事をクビになり、アパートの保障会社からも契約を断られてしまいます。
しかし、桐子がアパートの周りを掃除していたことを知ったオーナーが、これからも掃除をしてくれるなら家賃を安くしても良い、と申し出てくれて、そのアパートに住み続けることができるようになりました。
そして久遠の申し出で、清掃会社を経由せず直接彼の会社に雇用されて、好待遇で清掃の仕事を続けることができたのです。
ドラマでは、序盤でせっかく引っ越したアパートが程なくして建て替えで取り壊されることになり、桐子は立ち退きの危機に瀕していました。
しかし、雪菜と二人で親友のトモ(由紀さおり)の生まれ故郷の島を訪れてトモの思い出の風景を見て「ここに住む!」と決めた桐子に、トモの娘の奈穂美(戸田菜穂)の厚意で誰も住んでいなかったトモの生家を貸してもらえることになり、そこに移り住んだのです。
仕事も、その島の小学校の掃除のおばあちゃんになった、というモノローグがあり、張り切って窓を磨いている姿がありました。
一橋桐子の犯罪日記原作との違いは?結末や岩ちゃんの正体は?まとめ
・久遠は原作では桐子が働く雑居ビルのオーナーでしたが、ドラマでは清掃会社の上司で前科持ちの経験を活かしてムショカツのアドバイザーになり、次第に桐子の理解者になりました。
・雪菜は原作では放任過ぎる両親の関心を引くために、ドラマではサーフィンの活動をシングルファーザーの父に理解してもらうために桐子に自身の誘拐をもちかけました。
・桐子は原作では雪菜の誘拐で不起訴になりましたが、それで失業し、保証会社からも契約を切られましたが、久遠に助けられて新しい仕事と住まいを得ました。ドラマではアパート建て替えで立ち退きを要求された上に失業し、親友のトモの生まれ故郷(生家)に移住し、島の小学校の清掃のおばあちゃんの仕事をしています。
ラストを見れば、どうして久遠や雪菜のキャラが改変されていたのかがよくわかりました。
5話の尺で物語を収めるにはキャラクターを統合したり、さまざまな変更が必要だったのかもしれません。
しかし、いずれも形は違えど、桐子がいきいきと暮らしているラストシーンです。
原作とドラマ、あなたはどちらお好みだったでしょうか___?
ロケ地についてはこちら。
一橋桐子の犯罪日記をもう一度1話から見返したい場合はU-NEXTで初回登録から1ヶ月間無料で見れますよ。
岩ちゃんの伏線など確認してみましょう(*´艸`*)___幼い娘とのデートシーンはきゅんきゅんです!
コメント