『線は、僕を描く』原作のネタバレありで結末がどうなったのか、あらすじも気になりますよね。
『線は、僕を描く』が2022年10月に公開されると発表されました!
横浜流星さんが演じる孤独な大学生・青山霜介が、ふとしたことから出会った水墨画の世界で自分を見つめなおす、熱い青春映画です。
『線は、僕を描く』原作のネタバレありで結末がどうなったのか、あらすじについても調査しました!
線は僕を描く 原作あらすじは?
「線は、僕を描く」 砥上裕將著
— 飛来@読書 (@takamieleking) September 6, 2022
大学生の青山霜介は、17歳で両親を亡くしてから、心を閉ざしていた。アルバイト先で、水墨画の大家、篠田湖山に偶然出会い彼の弟子になる。
墨のすり方から手ほどきを受ける霜介は、絵師への道を歩み始める。水墨画の描写に迫力あり。
10月映画公開。#読了 36 pic.twitter.com/sajHgYHbv6
大学生の青山霜介(横浜流星)は友達の古前(細田佳央太)に頼まれて参加した絵画展示の搬入のバイトで一人の老人に出会いました。
彼は篠田湖山(三浦友和)という、日本を代表する水墨画の巨匠だったのです。
湖山はなぜか霜介を気に入り、内弟子にと誘いました。
湖山の孫娘の千瑛(清原果耶)はそれに反発して次の年の”湖山賞”をかけて、霜介に宣戦布告をしたのです。
霜介は2年前に両親を交通事故で亡くしました。
今は大学の近くに一人暮らしをしていましたが、孤独な中で唯一できた友達が古前だったのです。
その縁で内弟子に呼ばれた湖山のアトリエに向かい、早速水墨画の手ほどきを受けた霜介は、一本の筆から生み出される繊細な画の美しさに引き込まれて行きました。
日々、手本を見ては描き写す練習を繰り返していた霜介は次第に楽しさを味わうようになりましたが、なかなか思うように上達はしません。
そして陥ったスランプ…そんな霜介に手を差し伸べたのは千瑛でした。
千瑛自身も、若くして水墨画の画家として知られており、彼女は大学でも水墨画のイベントをやったり、水墨画サークルの新設に関わっていたのです。
千瑛は霜介の家の事情を知り、適度な距離を取りながらも彼を仲間のように認めたのです。
原作の小説はこちら。

電子書籍で原作の漫画版もあります。(4巻完結)

線は僕を描く 原作ネタバレ結末は?
10/21公開『線は、僕を描く』試写感想。さすが『ちはやふる』の小泉徳宏@norihirokoizumi監督…!水墨画への真摯な向き合い方、丁寧かつ緻密な作劇と音の演出、若い人に届いてほしいメッセージ、そして横浜流星のすごさが開始数秒で思い知らされるキャスト陣の熱演と青春の輝きよ…。映画館で観て! pic.twitter.com/d90EOYBVI6
— ヒナタカ@映画 (@HinatakaJeF) September 9, 2022
霜介が練習を繰り返していて気づいたのは、”線を引くこと”こそが水墨画の究極の技法だという事実でした。
そして千瑛から言い渡された”湖山賞”の勝負のためにも作品を仕上げなければなりません。
湖山先生には褒めてもらるようになりましたが、次の課題として与えられたのは菊の花で、それを美しく描くための手がかりがまだつかめずにいました。
そんな霜介に、湖山先生は言うのです。
『君のなかにある 真っ白な世界 のなかには 命が よく写るだろう?』
彼は、霜介の中にあった孤独と虚無を見抜いていました。
そしてそれは戦時下で青春を過ごした湖山先生自身によく似ていたというのです。
湖山先生は霜介に命と生きることの意味を教えてくれたのです。
霜介は筆を執り、課題の菊を描くことに打ち込みました。
彼は千瑛との約束を守って、納得のいく菊の絵を仕上げて湖山賞に出したのです。
その結果は___千瑛が湖山賞。
しかし、霜介も同等の審査員特別賞を受賞したのです。
菊を描き終えて霜介が感じたのは、その花の小さな命と、自分もまた同じような命の一つなのだということ。
そして、水墨画が線の芸術であり、線とは生き方そのものなのだということ。
湖山先生は霜介をその線の流れに組み入れ、今___霜介はその大きくて長い線の中にいることで満たされていたのでした。
原作の小説はこちら。

原作の漫画版は4巻完結です。

線は僕を描く原作あらすじは?ネタバレ結末横浜流星の筆遣いがかっこいい!まとめ
・大学生の青山霜介(横浜流星)は日本画の巨匠・篠田湖山(三浦友和)の内弟子になりました
・湖山の孫娘の千瑛(清原果耶)は霜介をライバル視していましたが、次第に距離が近づきます
・水墨画の線の美しさに魅入られていく霜介は湖山賞を逃すものの、審査員特別賞を受賞しました
両親を亡くして孤独だった霜介は湖山先生に見出されたことで新しい世界を知りました。
過去の記憶を塗り替え、生きる力を得た霜介___それを力強い映像に作り上げたのは「ちはやふる」シリーズで知られる小泉徳宏監督でした。
静かな、それでいて熱い展開の青春映画に仕上がっています。
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