SHELLYさんが事実婚のパートナーとの間に第三子を妊娠されたことが話題となっていますね。
そこで疑問に思うのが、なぜ事実婚を選んだのかということだと思います。
事実婚を選んだ理由や、事実婚を選んだ場合のメリットやデメリットを調べました。
SHELLY事実婚の理由は?
SHELLYさんが事実婚を選んだ理由は元々はパートナーからの提案だったそうです。
それを決めた理由は簡単に言うと
- 結婚するとパートナーの苗字となるが、事実婚なら子ども達全員SHELLYの苗字のまま
- 同性婚が認められていないのに自分がもう一度結婚するのは…
ということになります。
YouTubeチャンネル「SHELLYの風呂場」で以下のように語られています。
「二人で話し合って“ずっと一緒にいたいね”っていう気持ちはあるけど、結婚っていうかたちはとらなくてもいいかなということになりました」といい、その理由については子どもの名字の問題などがあったという。
「パートナーが提案してくれたんですけど、結婚すると(子どもの名字が)パートナーの名字になってしまう。事実婚の状態ならば子ども3人が同じ名字で、きょうだいを強く感じられるのかなと思いました。
あと、変な理由と思われるかもしれないけど、同性婚が認められてないのに、私がもう1回結婚するのもなっていう思いもありました」と、語っていた。
そこで疑問に思うのは、
子どもがSHELLYさんの苗字のままでいるには、SHELLYさんの籍に旦那さんが入る婿という形もあるのでは?
ということではないでしょうか?
このことについてはSHELLYさんは触れられていないため、どう思われているのかはわかりません。
ただ昨今では夫婦別姓を選択するために事実婚を選ぶ方も増えてきています。
お互いに自分の籍はそのままにしたいという気持ちもあったのかもしれませんね。
もう一つの理由の「同性婚が認められていないのに私がもう一度結婚するのは…」が、今回事実婚を選んだ大きな理由になっているのかもしれません。
事実婚のメリットやデメリットは?
事実婚のメリットとデメリットについてまとめました。
事実婚のメリットは?
- 夫婦別姓
どちらかの姓を選択する必要ありません。
そのため煩わしい名義変更などをする必要がなくなります。
- 嫁入り、婿入りなどを意識する必要がない
どちらかの姓を選択した場合、変更した側がそちらの家に入るというイメージがあります。
そうなることで夫婦対等ではなくなるという意識も出てきますね。
- 離婚をしても戸籍上には残らない
入籍していた場合離婚をすると戸籍上に「離婚した」という記録が残ります。
しかし事実婚では記録に残ることもなく、離婚するために必要な手続きもありません。
事実婚のデメリットは?
- 法律で決められた制度を受けられない場合がある
配偶者控除などの税金制度や、相続などができない、もしくは難しいです。
- 婚姻関係の証明が難しい
何かしらの契約をする場合に夫婦の関係を証明することが必要になったときに、それを証明するのが難しい場合があります。
また、どちらかが入院や手術が必要になった場合、事実婚のパートナーは同意書にサインができません。
代理手続きができる場合でも、委任状と夫婦関係を証明するものが必要になります。
- 子どもの父親が戸籍上不在になる
ただしこれは、「認知」という手続きを行えば戸籍上父親の名前も記載されることになります。
出産後、子どもは母親の籍に自動的に入り父親の欄は空白となり、親権も母親のみとなっています。
SHELLY事実婚の理由は?事実婚のメリットやデメリットはある?まとめ
SHELLYさんが事実婚を選んだ理由は2つあります。
- 結婚するとパートナーの苗字となるが、事実婚なら子ども達全員SHELLYの苗字のまま
- 同性婚が認められていないのに自分がもう一度結婚するのは…
事実婚のメリットは3つあります。
- 夫婦別姓が可能
- 嫁入り、婿入りなどを意識する必要がない
- 離婚をしても戸籍上には残らない
事実婚のデメリットは3つあります。
- 法律で決められた制度を受けられない場合がある
- 婚姻関係の証明が難しい
- 子どもの父親が戸籍上不在になる
夫婦別姓が選択されることが多い昨今、事実婚は珍しくはなくなってきましたね。
選択肢が増えることで生きやすくなる人がいるということになり、良いことなのかなと思います。
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